cloverのコラム
先日、毎年恒例の
「今年の漢字」が発表されましたね。
2011年
今年の漢字は
絆
でした。
今年の日本は、忘れもしない
3月11日の東日本大震災という
未曾有の事態で
多くの人々が亡くなり、傷つき
絶望感に包まれました。
そのドン底の中で
改めて気付かされたこと・・・
人と人との つながり。絆。
人間はひとりでは生きてゆけないこと。
ともに手をとり歩んでいくことの大切さ。
まさしく、人との絆を感じることの多い年となりましたね。
わたし自身は
被災地から遠く離れたところに暮らしていますが
震災のことを見るたび、聴くたび
今ここにある日常の尊さを
思い知りました。
そして
ふだん連絡しない人にも
ちょっと電話やメールをしてみたり
大切な人たちに
手紙を書いてみたりしました。
被災地への支援としては
募金箱を見かけたら
少しでも入れること と
こんな具体的な支援活動があったので
参加してみました。
ふんばろう東日本支援プロジェクト
子供たちには
震災で困っている人々のことを
よく話したりしました。
幼いながらも
子供たちの心にも
響くものがあったようで
お姉ちゃんは
物を大事にするようになりましたし
節電にもとても協力してくれました。
3歳の妹は
「(震災に遭われた人たちは)
どうしてみんなと同じように食べられないの?」
と 何度も何度も 私に訊きました。
何か月も、毎日 訊いてきました。
毎日ごはんを食べられる、それが当たり前だと思っていたのでしょう。
被災者の方々が毎日じゅうぶんに食べられない現実を
3歳の娘に分かるように話して聞かせるのは
とても難しいことでしたが
ゆっくりと、じっくりと、話していくことを繰り返すうちに
彼女は彼女なりに理解したようです。
有り難い日常の幸せを
ついつい忘れてしまいがちですが
これからは
いろんなことに、いろんな人に
感謝を忘れないように生きていきたいと思います。
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